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カテゴリー「その他」の検索結果は以下のとおりです。

最後の研修会を開きました

  • 2025/02/16 17:03
  • カテゴリー:その他
(内容:2025年2月に京都教育大学附属高等学校で開催した研修会についての報告。)

2月15日(土)に、勤務校の京都教育大学附属高等学校において、教員対象の研修会を開きました。
次年度が再雇用も最後の年ということで、来年の研修会は国語科の発表はないために、これが最後の研修会になります。



定番教材の『孟子』性善説から、「四端の説」と「湍水の説」を取り上げ、その語法解説が中心になりました。
「可」と「可以」や、「所以」の用法、「之」の働きなど、思いつくままに講義をしたのですが、はたしてうまく伝え得たかどうか、いささか自信がありません。
中身のある講義だったかどうかはわかりませんが、一般に説かれることとは違う観点からの説明に終始し、先生方の刺激にはなったかもしれません。
50分×2コマの講義、間の15分休憩の際には、「ソレを理由に~するソレは」という声が聞こえてきたり…

遠方は秋田や山口からご参加いただいた先生もあり、うれしい限りでした。
秋田から見えられた先生は、私の最後の講義と知って、大雪をおして飛行機で駆けつけてくださったのでした。

ご参加いただいた先生方、本当にありがとうございました。

新年のご挨拶

  • 2025/01/03 14:20
  • カテゴリー:その他
(内容:2025年新年のご挨拶。)

注連縄の画像

みなさま、新年おめでとうございます。
漢文や漢文教育に興味をおもちの皆様に、少しでもお役に立ちたいとの思いで、このブログを公開しております。

ところが、旧年は再雇用でありながら、とても再雇用とは思えないほど公務が忙しく、まともに情報発信もできない体たらくでございました。
あるいは、寄る年波にこれまでのような気力が満ちてこないという現実もあるかもしれません。

しかしながら、そのようなことでは駄目で、まともな探究活動とは、無理に疑問をこさえて、ネットで情報を集めて貼り合わせることではなく、ちょっとした身近な「なぜだろう?」の思いをもって、調べに調べ、考えに考え抜く作業なのだという姿を、若い学生たちに見せていきたいものだと思っています。
再雇用もあと1年、気力をふりしぼって、頑張っていきたいと思います。

たいした目新しい情報もないブログではございますが、今年もよろしくお願い致します。

すべての蔵書をPDF化する

  • 2024/03/16 12:39
  • カテゴリー:その他
(内容:蔵書をすべてPDF化した話。)

まったくの余談なのですが…
最近、ようやくすべての蔵書のPDF化を完了しました。

勤務先で調べ物をしていて、「ああ、あの本は家の本棚のどこかにあったなぁ…」ということがよくありました。
狭い書斎の中、本棚はほぼ三重になっていて、どこにどの本を納めていたか覚えきれないし、一番奥になっている本などは、もう事実上読まれることもない。
本当に調べたい時に、手許にその書籍がないということはかなりのストレスでした。

13年前に父が亡くなった時、その膨大な書物や雑誌の処分に我々は大変な思いをしたのでしたが、同じ思いを我が子にさせたくないという思いもありました。

そこで2021年の夏から、蔵書のPDF化を始めたわけです。

蔵書のPDF化の写真

裁断機の導入も考えたのですが、これが意外にうまく裁断できないことを知り、すべての書籍を手で解体、小分けにした上でカッターナイフで裁断、ドキュメントスキャナー(ScnaSnap ix1600)でPDF化するという大変な難事業を続けました。
こういうのを自炊生活というそうです。

同じことを試みようと思っている人に、いくつかアドバイス。

1.絶対にカラーでスキャンした方がよい。
ファイルサイズを気にして、モノクロやグレースケールにすると、必ず後悔します。
スーパーファインのカラー(300dpi)でスキャンしましょう。
ファイルサイズなんてたかが知れています。

2.品質のよいカッターガイドを用意しよう。
カッターの刃から手を守るガード付カッターガイドを買いましょう。
私はTajimaの「カッターガイドスリム300mm」を使っています。
カッターの刃から手を守るガード付のカッターガイドです。
何千冊という書物を処理して、ただの1度もケガをしたことがありません。

3.ファイル検索ソフトを使おう。
せっかくPDF化しても、読みたい書籍ファイルをすぐに見つけ出せなければ、意味がありません。
これは私流ですが、書籍のファイル名をたとえば「甲骨文字小字典〔落合淳思〕[筑摩選書0013]_筑摩書房2011.pdf」などとして、お好みでフォルダ管理します。
「EasyFNSearch」などのファイル検索ソフトで「甲骨」とか「落合」とか「筑摩選書」などの文字列で検索をかければ、瞬時に書物を探し出し、あとはクリックするだけで書物を読めます。

4.縦置きディスプレイを導入しよう。
日本の書物は縦書きが多いです。
1頁を読むのに、いちいちモニターの画像を上下させていては読むにたえません。
縦置きディスプレイを導入してデュアル化をはかれば、仕事も読書も快適になります。

5.何重にもバックアップをとること。
データは何かの拍子に吹っ飛ぶことがあります。
すべての蔵書が消える!という事態に陥らないように、何重にもバックアップをしましょう。
私は時間差を設けて、5箇所にバックアップをとっています。

というわけで、私の蔵書はすべてPDF化され(といっても、これからまだまだ購入してはPDF化…が続くのですが)、仕事の効率が格段に上昇しました。(あんなにあった書物が全部処理されて、書斎はほんとに軽くなったと思う。)

なんといっても、これまで本棚の奥に隠れていて読むこともなかった書籍をすぐに見られるようになり、読む機会に恵まれるようになったこと!
そして、最近はまったく読まなくなっていた小説(昔のも今のも)などを、ちょっとした休憩時間に読むようになって、なにか生活が変わってきました。(職場も家もデュアルデイスプレイにしたので。)

読書は紙に限るというご意見もあろうかと思いますが、縦置きモニターでの読書もなかなか快適ですよ。
それに老眼でも拡大してよめますし。
読書してるという感覚を大事にするためにも、カラーで紙の風合いを残した方がよろしいかと。

漢文のお話ではありませんでしたが、自炊生活も悪くはありません。

今年もよろしくお願い致します

  • 2024/01/02 13:56
  • カテゴリー:その他
2024年新春を迎えました。
昨日ご挨拶を申し上げようと自宅PCに向かった瞬間、ゆら~りゆら~りと目眩のようなものを感じ、いや、これは目眩ではない、覚えがある!と思った瞬間、長い横揺れが始まりました。
東北での震災の時と、同じ感じだったのですね。

そういうわけで、新年早々の天災に、お祝いの言葉を申し上げるわけにもいきませんが、皆様、本年もよろしくお願い致します。
また、ご無沙汰しております独学のNさんを初めとして、誠実にご教示を賜る諸氏にも、この場をお借りしてご挨拶を申し上げます。

旧年は公務が異常な事態で疲労困憊、加えて私事としては2000人規模の自治会の役員、例年の5、6倍は忙しく、学問がおろそかになってしまいました。
今年それが解消する目処もあるのかないのかわからぬ状況ですが、怠惰にはならぬよう励むつもりです。

よろしくお願い致します。

ブログ名を「漢文学びのとびら」に戻します

  • 2023/12/22 15:16
  • カテゴリー:その他
(内容:ブログ名を「漢文学びのとびら」に変更することの連絡。)

当ブログは、最初「漢文 学びの小窓」から「漢文 学びのとびら」、そして「漢文 学びの窓」へと、何度か名称を変更してきたのですが、どうも「学びの窓」というのは、どこぞの教育系の出版社で使われている名称らしく(まあ、ありがちな名ですから…)、具合がよろしくありません。

そこで、やっぱり「学びのとびら」の方がいいかな…と思うに至りました。
またまた検索サイトで混乱しそうですが…
今後ともよろしくお願いしいます。

併せて、かつてはエントリーの最古に近い記事で「お勧めの辞書や参考書」を紹介していたのですが、それを削除し、ページエントリーで紹介することにしました。
まだ執筆中ではありますが、高校生のみなさんや、漢文を学びたい方は、ページよりご参照ください。

『論語』・語法注解の続篇アップを開始します

  • 2023/03/24 07:58
  • カテゴリー:その他
(内容:『論語』の語法注解の続篇をページにアップしたことの告知。)

昨年度に引き続き、勤務校である京都教育大学附属高等学校の研究紀要に『論語』・語法注解の続篇を投稿しました。
少しずつ同内容のアップを開始します。

「語法注解6」からが、新規になります。

高等学校の現場の先生方や、もっと詳しく知りたい高校生のみなさんのお役に立てればと思います。

前稿同様、教科書によく載せられる題材を選び、主に語法の注を試みたものです。
中には、前稿で述べたことを白紙撤回して述べなおしている箇所もあり、いささか恥ずかしいのですが、ご容赦ください。
また、一般に説かれていることや、句読についても、異なる意見を述べている箇所があります。
ご参考にしていただければ、と思います。

相変わらず思考の過程を示しつつ書いたもので、時として愚にもつかないことを述べているかもしれません。
ご教示を賜れば幸甚です。

右サイドのページエントリー「漢文教材(作品)・注解」、またはこちらからお入り下さい。

研修会を開きました

  • 2023/02/19 17:58
  • カテゴリー:その他
(内容:2023年2月に京都教育大学附属高等学校で開催した研修会についての報告。)

2月18日(土)に、勤務校の京都教育大学附属高等学校で、教員対象の研修会を開きました。
遠方から駆けつけてくださった方もあり、30名ほどの高等学校の先生方にご参加いただき、『論語』の定番教材を使いながら、漢文の文法について、50分×2コマの講義です。

研修会講義風景の写真

2020年に『史記』を題材に開いた研修会とは、およそ内容ががらっと変わって、もちろん中国の古典文法で説明はするのですが、むしろこの2年間、松下大三郎の『標準漢文法』に学んだことが中心となる研修会で、おそらく令和の漢文研修会では初めての松下文法の紹介だったのではないでしょうか。
「所」や「可」「可以」、「亦」と「則」「即」「乃」、「不亦~乎」など、悩みながら学んだことを現場の先生方にお伝えするような形で、充実した100分になりました。
わかったつもりで実はわかっておられなかったであろう、これらの文法について、いかに鮮やかに松下文法が解き明かしているのか、うまく伝わっていたらいいのですが。

とはいえ、理解が足りず、ところどころ怪しげなことを語ったような気もされて、まだまだだなぁ…と反省しきりです。
それでも評判は上々のようで、まあほっとしています。

もっと現場の先生方に『標準漢文法』を読んでもらいたい思いから、しおり付きPDFもお配りして、宝物にしている初版本の同書を見せびらかしたり。

開催した時期が入試の季節で、行きたいが公務でどうしても行けないと連絡してくださった方も多数、お会いできなかったのがとても残念です。
おそらくこれが私の最後の研修会になっただろうと思うと、もう少しなんとか開催時期を工夫できなかったものだろうか…と、無念の思いもあります。

全力投球でしたので、くたくたに疲れましたが、いい研修会になりました。

恭賀新春

  • 2023/01/02 11:35
  • カテゴリー:その他
(内容:新年のご挨拶。)

正月の雑煮の画像

みなさま、明けましておめでとうございます。
拙いブログですが、よろしくおねがいいたします。

公務の繁忙さからあまり更新できておりませんが、ちょっとした疑問にも、なおざりにせずきちんと考えるという基本姿勢で、今年もありたいと思っております。
放置ブログなのか?と思われた頃に、こそっと書いたりいたしますので、気長にお待ちください。

N様、この場をお借りして、新年のご挨拶をいたします。
明けましておめでとうございます。
いつも考えさせてくださるメッセージをいただき、心から感謝しております。
本年もよろしくお願いいたします。

7月~8月の諸事情

  • 2022/09/14 07:13
  • カテゴリー:その他
(内容:記事削除の連絡。)

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(記事削除・11)

  • 2022/07/20 08:02
  • カテゴリー:その他
(内容:記事削除の連絡。No.11)

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