研修会を開きました
- 2023/02/19 17:58
- カテゴリー:その他
(内容:2023年2月に京都教育大学附属高等学校で開催した研修会についての報告。)
2月18日(土)に、勤務校の京都教育大学附属高等学校で、教員対象の研修会を開きました。
遠方から駆けつけてくださった方もあり、30名ほどの高等学校の先生方にご参加いただき、『論語』の定番教材を使いながら、漢文の文法について、50分×2コマの講義です。

2020年に『史記』を題材に開いた研修会とは、およそ内容ががらっと変わって、もちろん中国の古典文法で説明はするのですが、むしろこの2年間、松下大三郎の『標準漢文法』に学んだことが中心となる研修会で、おそらく令和の漢文研修会では初めての松下文法の紹介だったのではないでしょうか。
「所」や「可」「可以」、「亦」と「則」「即」「乃」、「不亦~乎」など、悩みながら学んだことを現場の先生方にお伝えするような形で、充実した100分になりました。
わかったつもりで実はわかっておられなかったであろう、これらの文法について、いかに鮮やかに松下文法が解き明かしているのか、うまく伝わっていたらいいのですが。
とはいえ、理解が足りず、ところどころ怪しげなことを語ったような気もされて、まだまだだなぁ…と反省しきりです。
それでも評判は上々のようで、まあほっとしています。
もっと現場の先生方に『標準漢文法』を読んでもらいたい思いから、しおり付きPDFもお配りして、宝物にしている初版本の同書を見せびらかしたり。
開催した時期が入試の季節で、行きたいが公務でどうしても行けないと連絡してくださった方も多数、お会いできなかったのがとても残念です。
おそらくこれが私の最後の研修会になっただろうと思うと、もう少しなんとか開催時期を工夫できなかったものだろうか…と、無念の思いもあります。
全力投球でしたので、くたくたに疲れましたが、いい研修会になりました。
2月18日(土)に、勤務校の京都教育大学附属高等学校で、教員対象の研修会を開きました。
遠方から駆けつけてくださった方もあり、30名ほどの高等学校の先生方にご参加いただき、『論語』の定番教材を使いながら、漢文の文法について、50分×2コマの講義です。

2020年に『史記』を題材に開いた研修会とは、およそ内容ががらっと変わって、もちろん中国の古典文法で説明はするのですが、むしろこの2年間、松下大三郎の『標準漢文法』に学んだことが中心となる研修会で、おそらく令和の漢文研修会では初めての松下文法の紹介だったのではないでしょうか。
「所」や「可」「可以」、「亦」と「則」「即」「乃」、「不亦~乎」など、悩みながら学んだことを現場の先生方にお伝えするような形で、充実した100分になりました。
わかったつもりで実はわかっておられなかったであろう、これらの文法について、いかに鮮やかに松下文法が解き明かしているのか、うまく伝わっていたらいいのですが。
とはいえ、理解が足りず、ところどころ怪しげなことを語ったような気もされて、まだまだだなぁ…と反省しきりです。
それでも評判は上々のようで、まあほっとしています。
もっと現場の先生方に『標準漢文法』を読んでもらいたい思いから、しおり付きPDFもお配りして、宝物にしている初版本の同書を見せびらかしたり。
開催した時期が入試の季節で、行きたいが公務でどうしても行けないと連絡してくださった方も多数、お会いできなかったのがとても残念です。
おそらくこれが私の最後の研修会になっただろうと思うと、もう少しなんとか開催時期を工夫できなかったものだろうか…と、無念の思いもあります。
全力投球でしたので、くたくたに疲れましたが、いい研修会になりました。